はじめに
WSL (Windows Subsystem for Linux) でUbuntuを使用していると、ログイン時に表示される案内メッセージが気になることがあります。この記事では、そのメッセージを非表示にする簡単な方法をご紹介します。
表示されるメッセージについて
WSLにてUbuntuをインストールし、起動すると下記メッセージが表示されます。
This message is shown once a day. To disable it please create the
/home/{user}/.hushlogin file.
このメッセージは1日1回表示され、システムの基本的な情報や最終ログイン日時などを知らせる役割があります。
メッセージを非表示にする方法
このメッセージを表示させないようにするには、ホームディレクトリ(/home/{user}/)に.hushloginというファイルを置きます。
touch /home/{user}/.hushlogin
上記のコマンドでホームディレクトリにファイルを作成することができます。なお、{user}
の部分は、実際のユーザー名に置き換えてください。
補足事項
.hushlogin
ファイルは空のファイルで問題ありません- ファイルを削除すれば、再びメッセージが表示されるようになります
- この設定はユーザーごとに適用されます
まとめ
WSL環境でのUbuntuログインメッセージを非表示にする方法について解説しました。簡単な操作で環境をよりすっきりと使いやすくすることができます。